
今月の日下スクールのテーマは「マスコミはどうしてこうなったか」であった。
業績は大手新聞社をはじめ、東洋経済の特集の通り深刻な赤字である。
日下先生によると赤字体質になったのには、理由があるとのこと。
自己を反省せず、改善出来ない体質で、他人に責任を押しつけ、例えばインターネットを敵視し、悪者に仕立てあげ批判する。
さらには、報道しない、論評しない、取材しない、そしてマンネリ化しているという。
そもそもマンネリの反対語はジャーナルだそうで、これではジャーナリストじゃなくてマンネリストである。
思わず吹き出してしまった。
具体例としては、トヨタのリコール問題の報道でも、多角的に論評されていない。
生産者側の論理に立って、ひたすら安価な、大量販売にこだわり、消費者の意見を無視して、目的のない内部留保を繰り返していれば何れこうなるのは予想できた。
「内部留保とは、将来のコストである」
ピーター・ドラッカーは何年も前に言い当てていたという。
ここは頭を後ろから叩かれた気がした。。。
続けると、嘗て日下先生は長銀時代、トヨタの経営陣に忠告したことがあるそうで、しかしながら、彼らは聞く耳をもたず、大喧嘩になったらしい(凄い)
そして話しはマスコミに戻ってくる。
考え方が浅く、広告スポンサーに阿り、サラリーマン化して冒険もしない、そして頭がクサッテいると。
ここまでくるといやはや何とも。。。
しかしゲストで来ていた元読売新聞社の方に意見を求めると、日下先生の言葉の中にマスコミ再生のヒントがあると語っていた。
使命感・野心・品性を持ち、肌で感じる取材をして勇気を持って記事を書く。
なるほどそういう記事にはお金を出す価値が十分あると思う。
最後に「うちの会社は技術がある」と宣伝する会社の株は売りなさい!
「うちの会社には優秀な技術者が居る、これが自慢です」と語る経営者の会社が本物であると。
また目から鱗が落ちる思いをした。
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